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えっ……?
この声は……
そう思いながら俺は声のするほうに目をむけた
するとそこには自分がたっていた
「な…だれだ!」
『俺はお前だよ。みればわかるだろ?』
「ちがう!俺は俺だよ!だからお前は俺じゃない!」
『は?意味わかんない。お前、自分がなにいってるかわかってるの?まぁいいや。あのこの人生は終わったけど、ちがうものが始まったね。たのしみだよ』
「どうゆういみ」
『ばいば~い。また次の今日でー』
バッッッ!
みなれた天井
みなれた部屋
ここは、おれの部屋か…
ということは、さっきのはゆめか…
だけどふしぎなことに、夢の中の五月蝿いせみの声を鮮明におぼえていた…
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