23/36
前へ
/103ページ
次へ
アンジェリーナ・ジョリーが凄すぎて笑える。 別にアンジーシンパだとか ブランジェリーナが好きだとか、そういう訳じゃないんですが アンジーって何かの生まれ変わりとか、凄い徳を積んだ人の後世とか そんなんじゃないんですか?とか思う だって色々と凄すぎる 本当は女優じゃなくてもいい、と言いつつ「トゥーム・レイダー」でブレイクして以降 自分の売るべきものは何か、商品として何を求められているかをちゃんと把握して プライベートでは実子三人、養子三人をきっちり育てていて、尚且つ慈善活動を積極的に行っていて この間はG8で戦時のレイプについて救済を訴えるとか 慈善事業にも億単位で突っ込んでるし それでいて家庭では夫に愛されまくる妻であり(まあ夫じゃないけど) それ以上に良き母で六人もの子供をちゃんと育ててる どんな超人ですかー!と言いたくなるよ もう完全に人間としての器が違う マレーネ・ディートリッヒをちょっと思い出します 女優として誰にも真似できない確固たるポジションを築き 生まれ育ったドイツのナチズムを公然と批判し、敵国である(が思想的には真面)な米国へ亡命し その米国で慰問活動を精力的にこなし 女優としての旬を終えた、と判断してからは 一度もスクリーンに戻らず、ただ50代の時に 「マレーネを探して」という映画でその老いて尚美しい脚だけしか晒さなかったという潔さ それでいて家庭においては食事や生活に気を遣う良き妻であり良き母だった 古書で「マレーネ・ディートリッヒのABC」という、彼女のエッセイを購入できたのは僥倖でした 彼女の拘りが詰まったその本には、映画人としてでなく 「人として」どうあるべきか、という信念と共に 家庭を運営していなければ解らない家事の話や料理のちょっとしたレシピ、薬膳の話などが これでもかと書かれていました。 美しいというのは皮一枚の事で、そもそも美醜感も人それぞれ 彼女たちはその生きる姿勢によって美しいのだなあ、と田舎の片隅で遙かを思うです。 でも好きな女優はミラ・ジョヴォビッチ。 筋肉ゥウウウウウウ!!!!!
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加