prologue

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小さい頃から欲しいものはなんだって手にしてきた。 だって、僕は天下の杉崎家のご子息様だよ? 僕が望めば大概(タイガイ)のものは手に入るし、 誰もが羨むこの椅子(イス)に僕は今日も君臨し続ける。 そんな僕の前に現れたのはこの世のものとは思えない程美しい男だった―…。
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