少年兵達の日常

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俺の家は第二次世界対戦以来、この国に仕えてきた 23世紀末以後は脳開発の恩恵を受け、国際連盟の首相達と同等の立場まできた 俺も親父の後をついだ、だからこの仕事は俺の誇りだ 「任せて下さい、先輩は総理大臣の護衛だけに集中して下さい」 俺の台詞に進藤先輩は苦笑いした 「また、お前に任せるよ、部屋までは送ろう」 「ありがとうございます」 そう俺が言った次の瞬間、目の前の風景は変わり、そこに先輩はいなかった 進藤先輩に俺の部屋まで飛ばされたわけだな 俺は書類の隅々まで目を通す その内容はイギリスの代表を暗殺しようとしている暗殺者の暗殺 場所はイギリスのあるホテル イギリスか、また面倒なところに…… どうせなら進藤先輩もイギリスに飛ばしてくれれば良かったのに いや、あの人は多分、書類の内容を知らないよな
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