第2章 入学式後に病院へ!?

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幼なじみとの会話を終えた俺は美春と教室に向かっている。この高校はどうやら結構広いようだ。わりと進学校だから不思議ではない。だが広くて迷いそうだった。 と言うよりはもう迷っている。 翔悟「おい美春?何時になったら教室に着くんだ?」 美春「えっ、翔悟は教室の場所知ってたんじゃないの?」 翔悟「俺が知るわけないだろう。」 美春「わ、私だって知らないよ~。」 困った。俺たちはどうやら教室の場所すらわからない。それどころか、現在地すら把握出来ていなかった。 翔悟「どうする?とりあえずあそこにいる先生らしき人にでも聞いてみるか?」 美春「えっ、あの人校舎内でタバコ吸ってるよ。ヤバイよ翔悟~」 翔悟「でもスーツは着てるみたいだし大丈夫だろ?」 翔悟「すいませ~ん」 先生らしき人「何~あんたたちは?道にでも迷ったの~?ここ、校舎内なんだけど~。いったいどうやったら迷えるのかしら?しかもカップルかよ?死ねよ。てか私の半径3km以内にカップル入ってくんなよな。」 どうやら教師らしいのだが性格にかなり問題があるようだ。 先生「で~あんたたちはどこのクラス?」 美春「あっ、はい、1年6組です。」 先生「1年6組?うっわ最悪、カップルが私の生徒?マジありえね~、てか死ねよ。カップルマジ死ねよ。」 この教師は俺たちの担任らしい。しかも、何故か俺たちのことをカップルと勘違いしているようだ。てか教師が生徒に「死ねよ」とか連呼して良いのだろうか。 そしてその教師に着いていき、教室に着いた頃には俺たち以外の生徒は全員着席していた。
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