プロローグ

4/5
前へ
/664ページ
次へ
玄関では、未夢が頬を膨らませて待っていた。 「アキラ、何時も遅いよまた遅刻しても知らないからね」 未夢は、俺の幼なじみ 今日も白い半袖のセーラー服がまぶしい。 「何見ているのよ!」 「おはよう未夢、お待たせ」 余りに未夢が元気で明るい笑顔だったので、つい顔を見いってしまった。朝の俺的には少しきつかった。 「早く学校に行くわよ、千里お母さんを困らせないでね」 ちなみに千里お母さんとは、俺の母です。 何時もの様に俺の後に付いて学校に向かう未夢、此れから、二人に起こる信じられない体験を、この時にはまだ知らない。
/664ページ

最初のコメントを投稿しよう!

411人が本棚に入れています
本棚に追加