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信号が変わってしまったので夏美は子犬が車に弾かれると思って追い掛けてしまった!
車が走り出して子犬にぶつかりそうに成った。
「あっ…アブナイ~ッ!」
キィーーッッッ!!
ブレーキ音
麻美は夏美ちゃんを見て叫んだ!
「夏美ちゃん~ぶつかるーーアブナイーーッッ!キャーーッッッ!」
ビービービー!!
クラクションの高い音色が辺り一面に鳴り響いた!
「ナッミーー----ッ」
「イャ-----アアアッ--」
麻美は叫び続けた
キィッ-----ッッッ
車のブレーキ音が鳴り響いた!
ドカ---ンン!
「誰か…誰か--早く救急車を呼んで下さい」
「イャーッッ---ッ…なっちゃん--」
麻美は辺り構わず泣き叫んだ
倒れている夏美に近寄り声を掛ける!
「ナッミーーー確りして!」
ゆっくりと目を開けて…麻美に聞こえるギリギリの小さな声で話し掛ける夏美
「ナ ン デ …ナ イ テ ル ノ
アサミ…」
夏美ちゃんは全身を強く打って意識朦朧としていた。
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