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「ほらほら、お兄ちゃん、歩の胸、こんなにおっきいんだよ、一緒にお風呂に入ってた頃より、大きくなったんだよ、お兄ちゃん、歩の胸、触るの好きだったよね、どうして、どうしてって、言って、歩の胸、触ってくれたよね、もんでくれたよね嬉しかったんだ、その頃から、歩、お兄ちゃん大好きだったんだよ、お兄ちゃんのお嫁になりたいって思ったんだよ」
届かない、届かないんだ、わかっていても、やめられない。
「家族は、五人くらいかな、歩とお兄ちゃんと、三人の子供達、一人は女の子、二人は男の子、みんなで食卓を囲んで、いただきますって言うの、ごちそうさましたらみんなでお風呂、背中流しあいっこしたい、お風呂から上がったら、みんなでゲームとかテレビ番組を見るの、そしてみんなで横になっておやすみなさい言って眠りに落ちるのに、なんで」
届かないなら、もういいやとからた身体の火照りが冷めていく、肉を、食べる時に使った、のこぎりに手が伸びた。
「お兄ちゃん、どうして、歩のこと好きって言ってくれないの? 歩こと愛し愛してるんだ。 だって頑張ったのに、お兄ちゃん、のためにねぇ……愛して愛しくれないの?」
嫌だ、嫌だ、嫌だ、もう、嫌だっ た、他の女ばっかり好きになるお兄ちゃんを見続けのるが、届かないなら、いっそのことお兄ちゃんを……
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