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家をでて少し行った所に奈々がいた
「みき おはよん!」
「おはよ~」
「みき 国語の宿題やった?」
「あちゃー 忘れた」
「見してあげよーか」
「ありがとう!天使に見える」
「うそ ばっかり」
そこに自転車に乗った優真が来た
「おはよ~」
優真は、私の幼馴染み
幼稚園から1度も違うクラスになった事がない
いわゆる、腐れ縁だと思う
「ねぇ 自転車乗せて!」
「べつにいいけど、暑いから
あんま くっつくなよ!」
「くっつくわけ、ないよ」
「優真 ほんとは みきにくっついてほしいんじゃない?」
「アホか 違うし
みき、早く乗れ」
優真の自転車は、大きくて
一人では乗れなかった
すると、優真は1度自転車をおりて
わたしの両脇をかかえて乗せてくれた
こういった、ときどきの行動が
昔と変わったんだなと思う
「ありが10ぴき」
「普通に言えよ」
「無理 てゆうか、ヤダ」
「ほら、遅刻しちゃうよ」
「「はーい」」
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