0人が本棚に入れています
本棚に追加
着弾予定時刻が刻々と迫るなか
仕事終わりで道や電車やバスなどあらゆる交通機関がいつも通り混んでいた
そんな時にこの速報だ皆が東京から離れようと車を引き返すがほとんど動かないあやゆる道が麻痺していた
俺は妻と1才の娘を連れて
山を越えてとりあえず山形に逃げようと思った
だがよくよく考えてみたら
この時間は元々道がこむそんなときに車を出したら逃げ切れないとふんだ俺は妻に『窓という窓を閉めてガラスから離れろ!山があるから爆風はこないだろうけど一応念のためだ!!』
俺は出来ることはしよう死なせたくないこいつらだけは
『あ!非常食とかないの?』
ととっさに思ったことを言った
「ないよ…まずさお前落ち着けよ」
その瞬間われに返った落ち着いて行動していたつもりが実は自分が一番焦っていた
怖かったのだ
本当に東京に落ちたら…
もし爆風で家が潰されたら…
もしも妻が勇希(ゆき(娘))が衝撃で死んでしまったら…
いやそんなことはあるはずがない
守ってやりたいしかし俺にこいつらを守れるのだろうか不安で仕方なかったのだ
『悪い…芽実(めぐみ(妻))それでどぉしよっかこれからてか怖くない?』
最初のコメントを投稿しよう!