第1章

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俺と太一は、親同士の仲が良いうえに家が隣で、ずっと一緒だった。 幼稚園で、そのなかにユウが加わって、小、中学校と一緒だった。 「彼方も可愛かったぞ?」 「照ーれーる」 受験も無事に受かり、いつものように日にちが過ぎ、あっという間に卒業式を迎えた。 泣いてる女子もたくさんいたけれど、今現在彼女もいないし、太一もユウも一緒の高校だし、そんなに悲しくはなかった。 今まで通り、高校に行っても変わらないと思っていた。
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