第1章

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そんなの、耐えられるはずないではないか。 実際に、隣の波留は校長の話を子守唄にして寝ている。 そして、俺も限界を迎えようとしていたのだが、偶然後ろに座った太一とユウに邪魔されて眠れない。 「では、終わります。各教室に戻ってください」 いろんなものと戦っていると、入学式が終わった。 「こーら、波留さんよ、起きーろ!!」 「そいつ、波留っつーの?」 「あー、そうそう。後で紹介しようと思ってたんだよ」 起きない波留の頭をぐっとひっぱり、紹介する。
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