4人が本棚に入れています
本棚に追加
首が伸びてるんではんくて、ほんとに頭だけが上に向かって伸びていってる、そんな感じがした。
そしてその伸びた頭は徐々に玄関の上にある小窓に近づいていってるんだけども、
この小窓って奴が運が悪いことに明かりを入れる為の窓なもんだから、
曇り硝子ではないんだよね、、、、、
だから、その小窓に近づいてるのがわかった段階で人影から目を反らす
べきだったんだよね、本当はさ、、、だけども、、、
目が反らせなかった怖くて逆に目を反らせなかったんだよね。
そして見ちゃったんだよね、、、、真っ赤な人影の顔を、、、、たぶん、、、
小学校低学年くらいの子供だと思う、真っ赤な顔でさ、、、髪と眉はなかった。
印象的だったのはだらりと開けられた真っ黒な口と、カッと見開かれた目。
その目でさ、ギョロギョロと家の中を見てるんだよ。
もうそれ見たら限界だった、、、、いい大人が「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」って叫んで駆けだしてたよw
んで居間に逃げ込んで、お袋と一緒に耳塞いでガタガタ震えてた。
どんだけの時間、耳塞いでうずくまってたかわからないんだけど、
いきなり「おい!どうした!!」って肩を掴まれて起こされた。
最初のコメントを投稿しよう!