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小学校中学年頃の話
小学生時代の俺の特徴と言えば”割と元気な小僧で一年中半そで短パンスタイル”ってくらいで
生まれてこの方意味不明な事言う電波ちゃんでも見えないものが見える霊感少年でもなかった。
夏休みが終わり秋真っただ中のこと。
その日もいつもの格好で普段通り登校し、普通に勉強したり遊んだり
飼育委員として兎とか鯉の餌やりをしながら生活してた。
それで、昼休みが終わって午後の授業の時、急に頭痛と吐き気、悪寒に襲われた。
先生に体調の旨を伝えて保健室で体温を測ると39.8℃だった。
午前中にはそんな兆候は一切感じなかった。
親を呼ぶと言われたが、親は働いてるし迷惑かけたくなかったから盛大に拒否
フラフラしながら必死に帰宅。親には風邪ひいたら汗をかいて治せといつも言われていたから、
水分補給後直ぐに布団に潜りこんで眠ることにした
はっきり言って全然眠れなかった覚えがある。でも気付くと寝てしまっていた。
悪夢の始まりだ。
変な夢を見た。白いのか黒いのか赤いのかよくわからない世界に独りで仰向けになっていた。
すると上だか足元だかから物凄くでかい、当時の伸長を140cmとして、
近付けば視界を埋め尽くす程でかい巨大な黒い玉が現れた。
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