サイボーグが行く

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彼女の名前は`中村メイト' メイトはハーフだ  `中村'という名字は父が日本人だったから  母はアメリカ人  特徴は茶髪に赤毛が混じった髪の毛  鼻が少し高く、目の色は青々と輝いている 戦争が始まったことで、男性たちは兵士として戦場に駆り出された  残された女性たちは、ただひたすらお爺ちゃんお祖母ちゃんたちのお世話をしていた 仕事もないこの時代に日本にあるのは、施設だけ  全てロボットに任せればいいもの、と思う人は我々現代の人くらいだろう  メイトは唯一この施設で働く一人の女性 3000年代の女性には珍しく、働き者。ロボットには負けるが…  メイトの父は、すでに戦場に送りだされており、母と二人暮らしをしている ザーザーザーザー… ピピッ 「個人情報インプット完了」 玄関で立っているサイボーグは一人作業を完了していた  すでに彼の頭の中は施設内及び、全個人情報を記録していたのであった 「わたしの役目は、ここで仕事をすることだ」 「あんた、大丈夫け?」
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