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どうしてかってゆうと、
勘だ。
それにあれは俺の嫌いな人種に入る。
「そこでなにしてるんですか」
すると、よく通った少し低めの声が静寂の中響き渡った。
クロムイエロー色の肩くらいちょい上の髪に藍色の瞳をした身長も高い美人青年がそこに居た。
出たよ……副会長。
「おい!そこのお前!この門を開けろよ!」
「はっ、私に命令していいのは唯一、あの人1人だけなんです。誰が君のようなオタクの格好をした奴のいう事なんか聞かないといけないんです?」
「はあ?!うるせえな!さっさと開けろ!」
「笑わせないでください。私は転入生を、不服ですが迎えに来たんです。」
「俺が転入生だ!」
「は?」
副会長は口をあんぐり開けて唖然としている。あいつでもあんな間抜け面するんだな。
テラワロスwww
「……仕方ありませんね。今開けますよ。」
そして、門を開けるためのスイッチを押した。
「な、なあ湊兎。まだかなキスシーン」
「さあ?どうだろな…」
あいつがすると思えないけど。
「では理事長室に案内するので来てください?」
「なあ!お前なんでそんなうそくさい笑顔してるんだ?!」
「あ"?」
急に王道君に偽物笑顔を指摘され怖い顔をする副会長。
おっしゃああー!キタコレ!
と、内心叫びまくりの俺等だがやはりキスシーンは無し。
「え?ええ?どうして?偽物笑顔を指摘されて気に入ってキスでしょそこ!副会長!」
「うわっ!ばかっ…」
王道展開にならない2人につい大声を上げた竜樹。勘のいい人は分かったかな?
そうだ……バレてしまったのだー!!
死亡フラグきた…
、
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