2488人が本棚に入れています
本棚に追加
「ちょっ……まっ…ああっ!」
おやおやおやおや!!?これはまさか!?誰かがあはんシチュですかー!?
どこだー!俺を呼んでるこの声はー!
ここか!
そして辿り着いた場所は放送室。……えっ放送室?
そろーと中を覗くと、イケメン君がイケメン君に押し倒され、その行為を始めようとしていた。
て、あの二人有名な放送委員カップルじゃん!うほおおお!まさかこんな形で二人のイチャコラを拝見できるとは!俺の運ktkr…!!
「ちょちょ!桐徒!ここ放送室…まて!いれんな!阿保!」
「はあ?ここまで煽っといていれんな?ふざけてんの咲。」
そうだそうだ!そのまま入れてまえ!俺は構わん!許す!
ガタッ
ギィ…←扉が開く音
「……あ………」
「あんた…!」
桐徒という名の押し倒されてる男と目があって、真っ青になる咲。
「誰お前…」
「え?あー…ならず者なんでお気にせず続けて?」
「はあ?」
「桐徒!この人残念なイケメンで有名な麻木湊兎だよ!」
む?何だそれは。つか有名じゃない。
「こいつが?……確かに残念なイケメンだな」
「え?ちょ、続きやんないの?」
「やらないって!というか普通にそんな事言わないでよ」
「えー?だから俺の事は気にしないでって「授業に戻らないと思ったらこんな所にいたのか…湊兎」……あら、竜樹さんごきげんよう」
不意に後ろからやたら不機嫌そうな声が聞こえ振り返ると大層ご立腹な竜樹がずんだってました。
ありゃ?かっこいい美形なお顔が怖いですわよ?
「早く帰って来いと言ったはずだけど?」
「いや、ごめん。萌えが目の前に…抗えるとでも!?」
「威張るな。帰るぞ」
ほわああああっっっっつ!!?!?萌えが!俺の萌えがー!!
そしてそのまま俺は竜樹に担がれ放送室を出てった。
.
最初のコメントを投稿しよう!