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終業後、宿舎に戻っても三田のことが気になっていた。ま、1号線だし、仲間のことを気にするのは当然だよな!うん!
そんなことを考えつつコンビニ袋を提げたオレは三田の部屋のドアをノックする
「三田ーいるー?」
すると中でガサガサと慌てる音に「痛てっ!」っと言う声
なんだなんだ、大掃除?
「はーい」
「ちょっと飲まない?」
ビニール袋を軽く持ち上げる
中には缶ビールが二本
「うん、サンキュ」
やっぱり目が赤い
「おじゃましまーっす」
「ん、どーぞどーぞ」
さりげなく三田を観察する
したら頬に涙の跡
もしやこいつ泣いてた…?
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