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アヘ顔研究者はペルソナ融合の夢を見る
国立 保網大学 コミニュケーション情報学部 教授
アヘ顏というものをご存知だろうか?
若者向けの性ジャンルなのだが、快感のあまり表情が崩れてしまう表情のことを差している。
残念ながら人気ジャンルとは言えず、過度期に誕生する徒花のような存在のようだ。
だが私はアヘ顔には無限の可能性があると確信している。
この世の中で一体何人のアベックが「ペルソナ」としての自分を外し、接することができるだろうか?
あえて若者風に言ってみるのなら「素の自分を出せるのか」と言えるだろう。
一口にアヘ顔とは言っても三次元の世界ではそれを達成することは難しい。
またそのための方法論も新規ジャンルの為に確立されていない。
しかし未知の領域を体系化し学問として昇華することは一人の研究者としても興味深いというものだ。
私の研究テーマ「精神的、肉体的接触による他者と自己のペルソナの連環」の根幹に位置する重要な研究だ。
さて、前置きが長くなってしまったが私の研究は大きく三つに別れている。
それは「通常的交際からの下地作り」
「快楽と絶対なる自己肯定」
「ペルソナ融解及び再構築」である。
次項ではこれらの説明をしていこうと思う。
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