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「実はさ、俺も好きな人 出来たんだよ」
「おぉ!いいニュースじゃんか!応援させてくれ!いや、出来る事なら何でもするぞ!」
「あぁ、ありがとう」
嬉しいぞ!
昨日の事を忘れられそうだぜ!
何処の女か知らんが、ありがとうと叫びたい
この気持ちを尚也に伝えたい!
「俺もさ、昨日ちょっと嫌な事あって、悶々としてたから。すっげー嬉しいぞ!」
「え?あぁ、ありがとう笑」
うーん、何て気持ちがいいのだ。
罪悪感が吹き飛んでしまったではないか。
俺にとってここ最近で一番のニュースだぜ!グッジョブ尚也
「それがさ、その人付き合ってる人いるんだよ…」
何だと
もう一度言ってみろ という前に俺は
「
何だよそれ
どういう事だよ!
俺の気持ちはサテライズだよう
それバットニュースだよう!!
分かってるの君?
アップダウンだよ
天国から一気に地獄だよう
神経衰弱かよ!
ちがうよ
垂直跳びだよ!
」
「落ち着けよ秀樹…みんなこっち見てるぞ…」
なんの仕打ちだよぅ…
とまだ言い足りない俺をよそに 尚也はクソ高いコーヒーを飲んでいる。
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