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不満とか、そういうことではない…
ただ、悶々としているだけだ…
「それで、、やったのか？」
「うんにゃ・・・・」
毎回一番後ろの席まで来てくれる尚也に悪いなと思いながら、返事する
「複雑な事情により、部屋の壁掛け時計が後頭部に落下して来て…」
「何だそれ…まぁ、仮病で安心したよ」
母さんが作ってくれた弁当も手付かずだ。
『1時間だけよ』と言い残し、無駄な買い物に行ってくれたにも関わらず…
「そんなにやりたいか？」
「当然だ！！愛おしい彼女がいてだな、未だキスのみだぞ」
「そんなにいいもんじゃ ないぞ？」
憎たらしい男め！！！
ちょっと経験があるからって…
羨ましいぞばかやろう
それもこれも、煩悩ツリーのせいだ！
いざ本番となるや、あーでもない こーでもないと質問してきて、非常に萎えた。
見るか？
過去回答 ××××
A 触っていいかと尋ねる
過去回答 ××××
A 左手で触る
過去回答××××
B 右手で胸を触っていいかと尋ねる
・・・・
はははは
「無視して押し倒したら、これだ」
「は？」
今もズキズキきしむ後頭部を 箸で指してみせても 尚也は笑ってるだけだ
ちくしょぅ
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