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こんな高そうなホテルのラウンド？ラウンジ？に連れて来られて
正直俺は困っている。
「なぁ、どこ行くんだよ」
「お茶しようぜ」
「はぁ？」
ナンパか？
何のつもりなんだ尚也くん
「いらっしゃいませ」
「コーヒー二つ」
「畏まりました」
おいおい冗談だろ、コーヒー1杯
1500円だと！
このホテルだけインフレか？
「おい尚也、コーヒー高いぞ」ボソ
「気にすんな、俺の奢りだ」
尚也の家はさして裕福では無い。家にも行った。一緒に寝たこともある。
勿論、何もして無いぞ？
誤解しないでくれ。
大切な友人にそんなことしない
・・・・
してしまった。あぁそうさ
でもあれは 体操着という魔法のせいであり、、、
「お待たせしました」
嘘だ・・・・
1500円のコーヒーがこんなに小さいだなんて認めない。
認めたくない！
「な、尚也…今日は俺も払うから」
「いいんだよ、俺が誘ったんだし」
「とにかく、払うから…なんのつもりか分からんが、払うから」
「そ、そうか・・・・」
こんな クソ高いコーヒー払わせられるか。
そうで無くても昨日の事をまだ引きずってるのに・・・・
その上奢って貰ってみろ、
悶え苦しんでしまうでわないか
せめてこのコーヒーが 尋常で無く美味い事を祈ろう・・・・
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