第一章【気まぐれ小夜様】

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「さぁ母上がお待ちだよ!皆、俺について来て」 皆、軽く「はーい!」と返事をしながら 霧丸様の後を追いました。 『へ?王妃様がですか?』 「イヴさん、小夜様が私達を呼び出した事を 聞いていませんでしたか?」 『は…はい』 わたしが不安そうな顔でそう言うと ニコニコと優しいほんわか笑顔を 向けながら手を差し出してくれました。 「大丈夫ですよ、さぁ参りましょう」 『は…はい!!』 わたしはレン様の手を取り 皆さんの後をレン様と一緒に追いました。
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