第一章【気まぐれ小夜様】

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「皆、待ってたわよー!」 わたし達が案内されたお部屋には既に 王妃、小夜様と蘭丸様がいらっしゃいました。 お二人は円形の白く大きなテーブルに 向かい座っています。 小夜様の手元には何か書かれている用紙が 置いてありました。 蘭丸様は難しい顔をして頭を抱え込んでいます。 蘭丸様、どうかしたのでしょうか… 「皆、立っていないで座って座ってー!」
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