第一章【気まぐれ小夜様】

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「いや…悪い知らせとしか言いようがない」 蘭丸様はため息混じりにそう言いました。 王妃様は機嫌よさそうにニコニコしながら 笑っています…悪い予感しかしません。 「皆にはこの場所へ行って欲しいのよー!」 バサッ!バザッ!バザッ! 王妃様は椅子から立ち上がり 手元に置いてあった紙を配り始めました。
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