世界の余分

プロローグ

世界は広い

今見えている自然や人々の暮らしはほんの一部の出来事

しかし、どんなに時代が変わろうが、どんなに時間が流れようが絶対に変わらない

必ず生まれてくる。

－世界の余分

常に空は赤く染まり、木々は枯れ果てている。
この部分は光を浴びる事なくただひっそりと、たが大きな力を蓄えながら成長している。
今まで誰も足を踏み入れたことがなく…いや、踏み入れる事ができない闇の未開土地。

そう、そこは欲望と憎悪が渦巻く暗黒の土地