老人はいたわって?

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謙介「ま、まぁ別に俺はかまわないけど。」 ゆい「あ、ありがとうございます。よろしくお願いしますね。」 謙介「う、うん。」 ゆい「じゃあ、次からはダーリンって呼ぶね♪」 謙介「え、ええー!!」 さ、さすがにダーリンは、ちょっと、な。 竜二「・・・・・・・・」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!! な、なんか竜二がすごい形相でこっちを見てるんだけど。そして、竜二の背景にメラメラと炎が見えるのだが。 謙介「あ、あのさ。ダーリンは止めないか?」 ゆい「えー、いいでしょダーリン♪」 ちょっ、今さっきと違ってキャラ変わってるー!! 竜二「・・・・・・・・・・」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!! 怖い!!竜二の目が怖い!! 謙介「あ、あのさ。ちょっといいかな。」 ゆい「なに?ダーリン♪」 謙介「これからの事について話そうと思うんだ。」 竜二「・・・・・・・確かにそうだな。」 やっと竜二の顔が元に戻った。 謙介「今日僕はある少女に出会ったんだ。」 そして僕は今日あったことをありのまま話した。少女がいきなり出てきたこと、このゲームの中でのゲームオーバーは死ぬ事を意味すること、自分たち以外にもゲームに閉じ込められた人がいるかもしれないという事、ありのままを二人に話した。 竜二「この世界での死は現実での死・・・・・か。」 謙介「まず、僕は死ぬ事はまずない。死んでも死ぬ前に戻るからね。でも、あとの二人は・・・・」 竜二「俺はある程度レベルが高いから大丈夫だろう。それより、ゆいちゃんの方だ。」 ゆい「私はクレリックをやってます。回復や補助魔法を使って、戦いを有利に進める役職です。あまり死ぬ事はないと思います。」 謙介「そうだけど、あ、忘れてた。まだ。君の力を聞いてなかったね。いったいなんなの?」 ゆい「私の力は・・・・・・・奇跡を起こす力です。」 謙介「奇跡?」 ゆい「ええ、現実世界での私はたとえ謎の病にかかってあと一週間しか生きられないと医者に言われたそうですが、奇跡的に完治しました。他にも、ペットに死なないでと祈ったら、そのペットは元気になったり、家庭科の時間に指を切ったんですけど、すぐに何事もなかったかのように再生しているんです。」
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