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…………。
私は瓦礫の山の中から、すぅーっとすり抜け、周りを確認する。
瓦礫の下敷きとなっている私の肉体は、もう使い物にならないだろう。無惨な体がチラチラ見える。
おや。酷い死に顔だな。我ながら見るに耐えない。
《まあ、しかし計画道理。肉体が使い道にならなくなるのは想定内の事》
そう、これは筋書き道理。
やっと見つけたのだ……。
《運命の輪の外側の存在、か》
見たところ奴は、やはり他の神から何らかの呪いを貰っているようだ。魔力も、魂のレベルまで消されている。
《まあ、アカシックレコードの筋書きを破綻させるかも知れない人間だ。危険視されても仕方ない……》
ふむ。これからどうするか。
奴を見つけたは良いが、ここからだ。
どうやって、奴をコントロールするか、だな。
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