学校とは集団心理の塊である

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訳の分からぬまま1日は終え、朝を迎えた。 我が物顔で風呂に入りベッドを独占する悪魔女。「なにか寝る物を下さい」とせびると、 《ほら、寝ろ》 大根を渡された。 「なんで大根?え?サキュラさん、サキュラ様?これは寝具ではなくて、列記としたら食べ物…」 《うるさい。私の太ももだと思い、欲情しながら眠るが良い。あ、寝るから喋ったら殺すから》 「…………」 なるほど、サキュラたんの太ももは大根脚…っと。 大根を眺めて居ても、現状は変わらない。とりあえず枕にしてみる。 ああ…、冷たい…。 サキュラたんの太ももは冷たいんだね…。この冷徹太もも悪魔め。 「…………」 どーしてこーなった…? 朝が来るまで黙々と思考したが答えなど出る筈もなく、ついでに寝る前に朝が来た。
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