学校とは集団心理の塊である

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そこからは言うまでもなく、サキュラたんは起床し俺に命令(朝飯、早く) 有無言わせず朝食を催促される。 もはやサキュラたん所が人生にも諦めがついたよ…。 「あいよオヤジ!テキーラだな!?テキーラ入りまーす!!!」 とりあえず精一杯の反抗としてテキーラを出してやった。 おら飲め!悪魔女にはこれで十分だヴォケ! ………けして思った事でも口に出さないのが、辛い世の中を生き残る術だと知っているから、俺は言葉を飲み込んだ。涙と一緒に飲み込んだ。 《ん。食前酒とは気前が良いな》 正に水を飲むがの如くゴクゴク呑んでらっしゃる…。 そして俺の朝食である目玉焼きトーストを奪い去り、もしゃもしゃ食べてらっしゃるわ。 「俺の朝食がああああああ」 《私を差し置いて朝食を食するなど十年早いわ》
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