学校とは集団心理の塊である

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【場面切替】 気を取り直し朝食を食べた後、学校に行く旨をサキュラたんに伝えると《あっそ、まだ眠いから》とか言って部屋に戻った…俺のな。 自宅の鍵を閉め学校に向かう。 しかし、あの悪魔女はなんで俺んちに来たのか。そして何故住み着いたのか理解出来ない。 昨日夕飯時にちょいちょい話してわかった事が彼女の名前と、俺への敵意の無さだ。 どういう訳か、当初とは打って変わり俺への殺意を向けなくなったのだ。飯に関する時以外。 ぶっちゃけ得体が知れない。何考えてるかもわからん。八方塞がりだ。 まあ命の危険が無いのなら、無理に追い出さずとも良い。 むしろ事態を悪化させたくないのが主な理由だが。 「まあ、良いか。学校だ学校」 いつまでも考えてても仕方がない。 とりあえず学校の校門が見えて来たので気持ちを切り替えるか。
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