学校とは集団心理の塊である

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堂々たる歩みで正門へ向かう。 歩くさなか、道中で髪を纏めたり、服装の乱れを直す生徒を横目に通りすぎる。 いつも真面目にしてないから困るんだよキミたち。はっはは。 そして止められる事も無く正門をくぐる――― ―――ハズだった。 「待ちなさい、そこの生徒」 ………何故? 「顔の形から身長の高さ、校則違反だ。明日までに消滅して来い」 「ふざけんなああああ!!!」 存在自体が校則違反だと?いやイジメか生徒会長おら。 キレそうだわ、うんキレそう。
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