学校とは集団心理の塊である

7/10
前へ
/105ページ
次へ
「うるさい、騒音だな。目障りだ散れ、ド底辺」 「会って早々に何故ここまで罵倒されなければならんのだ。幼女会長め、保育所に帰れ」 「なっ!?この痴れ者が!!」 目の前の生徒会長――赤羽セナ――を説明しよう。一言で幼女だ。 見た目ガチ幼女。貧乳だし。俺は何故ここまで嫌われてるんだよ! ……もともと俺の不幸が原因だが…そう、月1に開催される全校集会に俺は遅刻したのだ。 まあ、その時に。 「私を押し倒して胸を揉みほぐした癖にいいいいい!」 「揉みほぐす程の胸がねえだろ!!!しかも正門で叫び散らすんじゃねえよ!!!!」 なにやら爆弾発言ですね。こんな人通りのある正門前で…。 『え、あのド底辺クズ、生徒会長まで手込めに…』 『しらなかったのか?入学式早々にレイプ事件起こしてるんだぜ?未遂だけど』 『朝の集会じゃあ皆の前で押し倒して胸を弄んだそうだぞ…』 え?なにそれ? なんだレイプ未遂って? 倒れた場所に偶々おっぱいがあっただけだろうが!!!
/105ページ

最初のコメントを投稿しよう!

91人が本棚に入れています
本棚に追加