チカカンゴク

4/19
前へ
/55ページ
次へ
何も敷かれていない地面のような床で寝ているせいか、日々の疲れは溜まる一方だ。 重たい身体に必死に命令を下し、隣で眠る同室者を起こした。 「トーヤ、飯だとさ」 「んー…ローレンん…分かったぁ…分かったぁよ…」 トーヤは、返事はしたもののなかなか起き上がらない。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加