合コンは戦場だった①

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「なぁ、もういいだろ。この謎のコント終わりにしようぜ。ナスビもガチでヤバそうだし。」 空気クラッシャー甲斐 圭の一言でそれは唐突に終わりを告げた。 「あー、いつも空気ぶち壊すよなぁお前。」 新平が呆れ顔で言う。それに対して圭はツッコミは必要だとか、俺がいなきゃ話が進まないとか反論したが誰も聞いてはいなかった。 「さて、そんじゃ合コンに行く五人決めようぜ。」 皆の顔を見渡しながら宏太が少し大きめの声でそう言い放つ。 「「「うし!!」」」 男達の気合の入った声が生徒会室を反響した。
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