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「でも、どうやって決めるんデスカー?」
ニュージーランドからの留学生のマイケル モイストがまあまあ上手な日本語で言った。
彼は本国では優秀な成績だったにも関わらず何故かE組に送り込まれた悲劇の青年だ。
「……知りたいのかマイケル?」
鋭い目でマイケルを見据えて宏太は問う。
「……イエス。実に興味深いデース。」
「もういいよおおおおおおお!」
宏太とマイケルのやり取りはまたしても圭によって遮られた。圭はその鬱陶しいトークを続ける。
「てかさぁ、マイケルは合コンて何だか知ってんの?」
「イエース、もちろんデース。」
マイケルは爽やかな笑みを浮かべながら圭にこたえる。
「男女がお喋りして仲良くなった後、お突き合いする場所デースネ?」
「字が違うよおおおおおおお!」
「もうお前うるせえ!」
圭の絶叫ツッコミに美樹の鉄拳制裁が下された。
生徒会室のドアごと吹っ飛んだ圭が戻ってくることはなかった。
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