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自分じゃ意識してないけど、自分が思うよりずっとわたしは彼の名前を呼んでないのかなって思った。 でも だけど だからと言って 言われたから呼ぶっていうのもなんか違うような気もする。 彼はわたしのコト、自然に呼んでくれるだけになんだか申し訳ないような・・・ でも 「あぁ、いい。違う。 たまに呼ばれるからそこに痺れるっていうのもあるから無理強いさせたいわけじゃんない。」 痺れるっていう表現が面白くて笑ってしまった。 そして・・・ 「雅哉っ。」 もう一度、呼んで いつの間にかそう遠くない2人の距離を更に縮めたくて、抱きつきた。
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