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キスマークのことは後でゆっくり続きを聴けばいいっか。
緩々になってきてる思考回路が言い訳の様に言ってくるよう。
・・・もう、幾度もこうしてお互いの体温を感じているのに毎回身体の中心で鼓動が激しく打つ。
その度事に力を入れて抱き着くと、苦笑いをしながら苦しいって言われることも。
それは、今回も例外じゃなくて。
ギュッとしながら
何度も
何度も
その波を超える。
そして
何度も
何度も
彼の名前を呼ぶ。
なんとなくね・・・不安になる・・・ような・・・
どうしてか解らないけど。
これ以上ないと言うくらい満たされる瞬間なはずなのに、ね。
そんなわたしを彼は
「大丈夫。
居るから。
大丈夫。
茅子の感じるままにすればいい。」
と声をかけてくれながら、抱きしめ返してくれる。
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