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首を縦に動かし、ウンウンと頷くわたしにヨシヨシ解ったか?というように頭を撫で始めた彼。 「ドキドキしたり ハラハラしたり ズッキーンとしたり」 そのまま聴いていたかったけど・・・ どうも聞き捨てならない響きがあったような・・・? そうなると黙ってられない性格なもんで 「ズッキーン・・・?」 聴いてみた。 だってほら、知らず知らずにそういう想いを感じてたんだなって意外だったから。 「君を、泣かせてしまってた時。」 「え?だってあの時は・・・」 「君を泣かせてしまってたことがズッキーンって。」 まるでそのことを体現するかのように彼は自分の胸を自らの拳で叩く。
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