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露天風呂中だというのに・・・ 少し長いキス。 しかも身体を重ねるときにするように深くなってきてる気がする。 珍しい。 ま、相変わらず、わたしに息つく“間”はくれてるところがなんとも言えないけど。 と、いうか・・・ 露天風呂に長居し過ぎじゃない? すると 一度離した唇にもう一度音を鳴らして今度は軽いキスをしてから 「いい加減あがろうか。 のぼせる。 顔、火照ってきてるぞ。」 と傍の冷水を頬にあてがってくれた。 あはは。 のぼせさせてるのはアナタですけどねー。 なんて心の中で細やかな悪態をついて、引かれた手により露天風呂から上がることにした。
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