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「じゃあ・・・」
と言いかけてこんなにすぐに言うもんじゃないのかな
とか
やっぱり遠慮するべきなのかな
などとその後を躊躇してしまう。
そんなわたしの様子を見た彼は少し笑って
「言ってみろよ。」
って、また頭を撫でられた。
「友達がね、行ったんだって、割引券を会社で貰ったとかで。
すごく良かったって言ってて・・・
ソコに行きたい!」
一度言うのを躊躇したとは思えないくらいに力説してしまったわたし。
お恥ずかしい。
っていうか、彼も笑ってるし・・・
「で?
それはどこ?」
え?
あれ?
わたし肝心なことを言ってなかったみたい。
「プラネタリウム。
ダメ?」
改めて要望を口にしたわたしに
「お安い御用だ。」
あっさり了承の返事をくれた彼はやっぱり甘く溶けそうに笑っていた。
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