120人が本棚に入れています
本棚に追加
「おい夏目…言ったそばから真優ちゃん怪道使ってんだけど!!」
「これなら刀も遺伝してんな。さすが俺の娘」キリッ
誇らしげに言うなよ…。
「も~まゆ喉かわいたぁ~」
「あ~はいはい!!じゃあジュースでも買おうね~行くぞ間宮」
「あぁ」
刀は遺伝するか…。
それに俺と美穂の職業も隠さないとな。
「なんとも悲しき結末だ…」
セバスは一人待合室で泣いていた。
「良い歳こいたおじいちゃんが泣いてると引かれるぜ?」
「夏目…間宮さまから話は聞いたのか?」
「あぁ…全部聞いたよ」
「一番辛いのは美穂様でしょうに…いや間宮様も同様か」
「あの…柾木はなんとかなったからな」
「間宮様!?…まっ間宮様?」
セバスは純平を見るなり困惑している。
最初のコメントを投稿しよう!