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「んだそりゃ…」
何が起こるかわからないか…。
それにこんな狭い病室でやるってのがなぁ…。
しかもパンドラって…。
純平は広い場所に移動しようと左手を地面に翳す。
「開けパンドラ!!」
「うおっ!?」
少女の一太刀が純平の左腕を少し掠める。
「あっ!?いっ!?」
「間宮様!?」
ただ掠めただけだ。
それなのに純平の左腕が骨折していたのだ。
「あらあら最初は骨折だったんだね~」
「まさかとは思いましたがあのパンドラ…」
「そのまさかだな…おい!!パンドラの箱ってしってるか?」
「禁忌の箱でしょ?冒頭は学校で習ったよ」
「冒頭だけか?パンドラの真相は?」
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