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目覚まし時計が煩い。
カーテンを閉めきった薄暗い部屋に朝日がうっすらと照らしている。
目覚まし時計を止めて再び布団に潜る。
そんなコトは毎度のコトだ。
7時19分。
「いつまで寝てんの!?学校遅刻するよ!!」
母が1階から叫ぶ。
瞼を擦りながら階段を下りる。
「父さんは?帰ってきた?」
「まだ帰ってないよ!!ほら!!早くご飯食べて学校行きなさい!!」
「へいへい…」
朝食を済ませ制服に着替える。
「んじゃ、行ってきます」
イヤホンを付けて自転車に乗る。
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