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くそ…!
ヤツの知能指数は俺の予想を遥かに上まってやがった!
まぁいい…
能力なんてのは使い用だ、穴を掘る能力…存分に使わせてもらうぜぇえぇぇ!!!!
「ブゴォオォ!!!」
巨人は棍棒を振り上げてきた
全く…単調な攻撃しか出来ねーのかコイツは
「見切った!」
俺は横に一歩だけ避け、手のひらを巨人に向けた。
俺の能力ディラック…
こいつはまだどんな使用方法かわからんが試してみよう
地面じゃなくても穴を開けられるのかどうかを。
「喰らえィ!我が最強の能力ぉおぉおぉ!!!!」
俺はそう叫び巨人の目の前にディラックを発動した!
すると目の前に巨人がすっぽり入るほどの黒い穴が開いた
「出来た!!」
そして巨人は穴の中に入ると消えてしまった。
「消えた…?」
すぐにディラックはその空間を閉じ、その場は元の風景に戻った。
「うーむ、ディラックはもしかしてマジで最強なんじゃねーか、コレ?」
空間を削り取る能力…いやそれとも空間を開く能力か?
わからん…わからんことばかりだ。
だがとりあえず俺はこのゲームで勝ち残るためにもこの能力を知り尽くさねーとな。
そんでもって…
「さっきからなんだ貴様は?俺様のファンかね?」
俺がそう言うと木の陰から音がし、姿を現した。
「何故分かった。」
俺は振り返りソイツを見た、ソイツは銀髪で赤い服を着た男だった。
「殺気を消しきれておらぬからだ」
俺はそう言い指を差した
「殺気なんて出してないぞ?」
なん…だと…?
こいつは生粋の殺人鬼か!!
「まぁ何かよくわからんがな、俺は真世界に来る前の世界のある人物からお前を守る様に言われていたんだが…お前の実力を見たくてな、ちょっと試させてもらった」
こいつなんなんだ偉そうによぉ…
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