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虎が穴から落ちたのと同時刻、異世界ではある国の帝が魔族と対峙していた。
レッドダイヤモンズの帝たちは下級魔族を蹴散らしていた。
だが、途中から中級魔族が出てきて傷が目立ってきた。
「くっ・・・。もはやこれまでか。」
帝の1人がそう呟く。
「まだ、諦めるな!最後までやらないとわからないだろ!?」
また帝の1人がそう叫ぶ。
そのとき、魔族の1人が空からの襲来に気づく。
「おい!なんだ!あれは!」
魔族がそう叫ぶ。
その場にいた者は皆、空を見上げる。
レッドダイヤモンズの帝の1人はあれが人だと確認できた。
「・・・男か?」
そして、空からの襲来者は魔族と帝たちの間に降り立った。
ー
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