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    虎 side 「兄ちゃーん、ここだよー。」 トラ「待てよー。あんまりはしゃぐと危ないぞー。」 これは、夢・・・? 「大丈夫だよー。」 この子は、優羽? トラ「だから待てって。」 ダメだ!その先には・・・。 ユウ「うわっ!」 トラ「!優羽!」 トラ「っ!はあ‥はあ‥。」 今のは・・・夢? 「お。お目覚めか?」 俺の隣にはいつの間にかいた男がいた。 誰だ?こいつは。それに、どこだ?ここ。 トラ「あの…ここは?」 「ああ、ここはレッドダイヤモンズのギルド『零音』だ。俺はここの全帝・ユウ=レイヤーだ。」 レッドダイヤモンズ?全帝?何のことだ。 ユウ「キミ、空から降りてきたんだよ?それも、魔族VS俺らの間に。」 ユウは「もう、焦ったし驚いたね。キミがいきなりグリアリを爆発させるんだもの。」と呟いていた。 ああ、そうだ。俺はいきなり襲いかかってきた○イバイマンを弾け飛ばしたんだ。 その後は・・・あれ? 思い出せない。 トラ「・・・なあユウ。」 ユウ「なんだ?えっとー・・・名前、なんて言うんだ?」 名前か・・・、そのままでいいか。 トラ「虎だ。西下虎。」 ユウ「トラね。で、なんだ?」 トラ「俺、まだ17なんだよな。」 ユウ「17!俺と同い年じゃん!さっそく理事長に頼んで学園に・・・。」 はあ?なに言ってんだ、それに学園って、まさか。 トラ「魔法学園に?」 虎がそう言うとユウは「そうだよ!」とまるで、おもちゃを貰った子供のようにはしゃいでいた。 ー
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