学園にいこうか。

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    レッドダイヤモンズ国立男子魔法学園。 その名の通り、レッドダイヤモンズにある男子専用の魔法学園。 ここには、さまざまな貴族や力量のある者たちが通っている。 己の限界を極め、よりいっそう高みを目指す。 俺はそんな学園に通うことになった。 ・・・・・・が。 トラ「・・・広いな。」 なんだよここ。東京ドームどころじゃねー広さだ。 上から見た感じ、400ヘクタールはありそうだ。 学園を中心に右に寮、左に樹海が広がっていたな。 ありゃ、一度迷ったら出られないだろうな。 まあ、まずは。 トラ「学園長……理事長に会わないとな。」 キュリ爺の紹介で今日来ることは知ってるはずなんだがな・・・。 トラ「・・・はあ。しょうがね。『スピードウィング』で行くしかないか。」 虎はスピードウィングを唱えようと魔法陣を空に向かって書こうとしたとき、 「何やってるんだ、こんなとこで。」 「!!!」 後ろから声をかけられ、書こうとしてた手を下ろして、声のした方を振り向いたら、緑髪緑眼の男子がいた。 トラ(なにやってるんだ、て言われてもな……。) と思ったが、彼に理事長の場所を教えてもらえば速いと結論づけた虎。 トラ「理事長に呼び出されて……。」 「なら、あそこの魔法陣を使うといい。」 彼の指差した先には、魔法陣が書かれていた。 虎は彼にお礼を言い、魔法陣を使い、理事長室に向かった。 ー
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