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俺の名は西下虎。
今俺は混乱している。
トラ「・・・。」
「・・・。」
バッサ、バッサ、
・・・誰だ、こいつ。
確かさっきまでは弟の入院している病院にいたはず。
そして、病院から出たら不良が待ち伏せしていて猛ダッシュで廃工場まで走って・・・。
いきなり視界が真っ暗になったのは階段を登っていたときだな。
目の前の青髪イケメン翼の生えた男?はいまだに翼をバッサ、バッサしていた。
・・・正直ウザイ。
トラ「・・・。」
虎は無言で拳をつくり、青髪翼の生えた男に右ストレート。
「ちょ、待ってよ!」
青髪翼の生えた男はそういって、虎の右ストレートを指だけで止めた。
・・・こいつ、何者だ。
トラ「・・・誰だ、あんた。」
虎がそう訪ねると、男は翼をバッサ、バッサして、
「ぼくは神サー。」
・・・ムカついたので、右ストレートに左アッパーをかましてみた。
青髪男通称神はそれをなんなくよけた。
トラ「ここはどこだ。」
「・・・死後の世界?」
・・・オリャーー!
虎はメリケンサックを手に装着して、右ストレート、左ストレートを神の顔面目掛けて殴った。
神は「それはちょっと・・・」とか言いつつ、防御の体制に。
虎の拳はそのまま顔面ではなく、鳩尾に入った。
神「まじか。」
トラ「・・・翼ウザイ。」
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