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一時限目は国語。
特に面白みのない授業だったので、すぐに二時限目になった。
場所は第一学園ホールらしい。
まあ、場所なんてわからないから他の奴らの後をついて行きましたとも。
第一学園ホール
全生徒が集まっている。
……正直、暑い。
俺は暑いのは苦手な方だ。
だから、夏とかはバテて部屋から出ないでいる。
今はそんなことはどうでもいいか。
「キャーー!生徒会だー!」
………周りの奴らは頭がおかしいらしいな。さすが、BL設定だな。
「生徒諸君、静かにしろ。これから理事長から話がある。」
あいつは多分会長だな。
理事長の名前、聞いてなかったな。
理「生徒の諸君、元気にしてる?理事長のリン=リンティリーだよ。」
「「キャーー!」」
あー、うるさいな。
なんであんな、高ーーい声が出るんだか………。
理「この学園に編入生が来たのはみんな、知ってるね?」
周りでは、ガヤガヤとさっきとは違う騒がしさになった。
………とてもイヤな予感がする。
その予感は確信へと変わった。
理「その編入生を今日から10日間の内に生徒会室に連れて行こう!というゲームを今から開催する!」
………薄々とそうじゃないかと感ずいていたけどな。
なんか、『○○へいこう!』みたいなタイトルだな。
理事長の話が終わると、生徒会のメンバーが出てきた。
「では、編入生の為に生徒会から自己紹介をしてもらいます。」
そういって生徒会にマイクを渡す1人の生徒。
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